お酒が大好きだった旦那が断酒して劇的に生まれ変わるまでのお話。その4

旦那の断酒

皆さまこんにちは。右肩の五十肩の痛みに耐えつつ、日常業務はこなしますkamemamaです。(だって誰も代わってくれないじゃない!!)

前回の記事では、大きな病院での物々しい再検査(血液検査・造影CT・造影MRI)の連続に、旦那がどんよりしていた、というお話をしました。

そしてついに、最終的なお医者さんからの宣告。 「お酒を、やめてください」

いつもの私なら「ほら見たことか!」と説教の1つでも言うところでしたが、この時ばかりは、目の前の旦那の様子がいつもと明らかに違っていました。

頑固な男が初めて見せた、心の底からの「本音」

これまでの旦那といえば、家ではいつも定位置でゴロゴロとスマホばかり。 夫婦の会話らしい会話といえば、旦那にお酒が入って、機嫌が良くなってひたすら喋りかけてくるときくらいでした。

そんな旦那が、真剣な顔で私に向かってこう言ったのです。

「俺、キッパリ酒やめるわ!」

驚きました。あの「好きなものを食べて飲んで早く死ぬなら本望だ!」と言い張っていた男の口から、まさか「断酒宣言」が出るなんて。

連日の検査通いの中で、「肝臓に小さな影がある」という話も出ていたそうです。

自分の体に忍び寄る病気の影、そして物々しい検査の連続。 普段はヘラヘラ笑っていた旦那も、この時ばかりは心の底から怖かったのでしょう。

「……まだ、元気で生きていたいから」

ぽつりとそう言った旦那の言葉は、これまでの強がりをすべて脱ぎ捨てた、本当の本音でした。

🤝 「全面協力」の約束、そして戦いが始まる

子供が2人もいるのに無責任だ、と何度も腹を立ててきた私ですが、その旦那の弱音と本気の発言を聞いて、怒りはすっと消えていきました。

むしろ、心の底からホッとしたのを覚えています。

「わかった。やめてくれたら私も嬉しい。一緒に頑張ろう」

そう伝えて、私は旦那の断酒に「全面協力」することを約束しました。

こうして、お酒にドップリ浸かっていた我が家の、新しい日常への挑戦がスタートしたのです。

シラフの父 & 年頃の娘たちのギクシャク感

始まったばかりの断酒生活、早くも我が家には「おかしな変化」が起き始めました。

これまで旦那は、夜にお酒が入って陽気になると、よく年頃の娘たちに絡み……じゃなくて、楽しそうに話をしていたんです。

ところが、いざお酒をやめてみると…… リビングで娘たちと何を話していいのか分からず、なんだかものすごーくギクシャクしている(笑)。

お酒の勢いがないと、年頃の娘との距離感が掴めない旦那。 一緒にテレビを見ていても、どこかソワソワ、気まずそうな空気が漂っています。

妻の私から見ていると、その姿が可笑しくて可笑しくて。 「今までお酒の力を借りて、娘たちと一体何を話していたのよ……?」とツッコミを入れたくなりました。

そして妻は、密かな「キッパリ」の裏で……

そしてもう一つ、我が家の重大な(?)変化が。

旦那の断酒に「全面協力する!」と宣言した私ですが、実は私自身も、毎晩少しはお酒を嗜むのが楽しみだったんです。

目の前でガマンしている旦那に悪いな……と思いつつも、やっぱり1日の終わりの1杯は諦めきれない。

というわけで、旦那の目につかないよう、私はひっそりと【隠れキッチンドリンカー】へと変貌を遂げました(笑)。

旦那に見つからないよう、キッチンで隠れてコソコソ飲むビールの美味しいこと……!

──

娘たちとギクシャクするシラフの旦那と、キッチンで密かに喉を鳴らす妻。

そんな奇妙な空気の中でスタートした我が家の断酒生活ですが、20年以上お酒を主食にしてきた男の体。そう簡単に「ノンアルコール」を受け入れるはずがなかったのです。

次回は旦那の体に起きた「最初の異変」についてお届けします。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

つづく

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